松戸市で「もみの木の家」を作っています。

もみの木の家で使う材料、内装材には大きな特徴があります。

もちろん家の中には「もみの木」の内装材を使います。

 

実は、内装材で使う木の乾燥方法には二種類あります。

人工乾燥と自然乾燥という方法です。

 

人工乾燥と自然乾燥

 

現在流通しているほとんどの木材は「人工乾燥材」といわれる乾燥材です。

 

木材を機械の中に入れて、高温の水蒸気を当てることにより、

水を吸い出して乾燥させている材料です。熱による強制乾燥材です。

 

工期を短縮するために生まれた技術といえます。

 

昔は機械はありませんでした。

では、どのように乾かしていたかというと、

太陽や風の力を借りて、天然乾燥でした。

 

天日干しですね。

魚の干物等にも天日干しと文化干しがありますよね。

機械か天日かの違いです。

 

人工乾燥は木の細胞を壊す!

 

人工乾燥は高温の乾燥により木の細胞は壊れていきます。

木が自らの中に水分を溜め込むことができくなると言う事です。

 

木が生きていた時代のように、水分を細胞内に留めることがでなくなってしまいます。

 

結果問題が発生します。

 

木の持つ調湿能力

(湿度を吸ったり、吐いたりすること)

が失われてしまいます。

 

実は。高温に弱いのが木の細胞の特徴なのです。

 

では細胞を壊さずに、その調湿能力の性能を持続させるためには・・・

 

自然乾燥は細胞を壊さない乾燥方法です

天日干し1

 

もみの木で使われる内装材。

建材として加工してからも調湿能力を維持させる必要があるならば、

木の細胞を壊してはいけないということになります。

 

木に高温を与えてはいけないと言う事ですから、必然的に

「自然乾燥」

という乾燥の仕方を取ることになります。

 

昔ながらの天日干しといことです。

機械がなかった昔はこの方法しかなかったのですが、これが理にかなっていた訳です。

 

今ではほとんど行われていません当然時間がかかるしコストもかかる!

 

人工乾燥だと1週間ほどで乾燥しますが

杉材などでの自然乾燥ではは半年以上はかかります。

 

自然乾燥材は木の細胞が生きているので調湿などがの機能が持続します。

木の成分に含まれるフィトンチッドも放出します。

このフィトンチッドこそが、森林浴で感じられる癒しの効果と言われています。

 

板目と柾目の違いとは?

 

木には2種類の模様がある事をご存知ですか?

同じ木から、2種類の模様の木が取れるのです。

その違いをご説明しますね。

 

板目と柾目の違い

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もみの木の家で使用する材料はもみの柾目材です。

まっすぐな線の模様を柾目と言います。

木に正しいと書いて柾目!

木の加工方法によっても調湿能力(木が水分を調整する事)は変わってきます。

 

このことは他の記事でも書きましたが、

加工された木材は柾目と板目で違いが出るのです!

 

柾目の材料は樹齢を重ねた大木でないと取れない材料です。

言い換えれば貴重品ということです。

 

柾目は調湿能力に優れている

柾目は板目に対して、調湿能力に優れています。

 

そして板目は

木に反と書いて「板目」

反りやすい材料は板目ということです!

 

柾目の用途は、お櫃や落し蓋、すし桶など、

水分を飛ばすために使われます。

 

すし桶は、酢飯を作る時に不要な水分を飛ばしていくため

柾目の板で作られています。

 

柾目を使わず、に板目のすし桶ではシャリはビチャビチャになります。

加工された木にも適材適所があるということです。

 

板目は水に強い!

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板目は水に強い木材です!

 

酒樽、味噌樽、醤油樽など、水を外に出したらまずい、

防水機能が必要なものものは板目の材で作られます。

 

船材に使われるのも当然、板目材です。

板目の材は人工乾燥材で良いのかもしれません、調湿機能は必要ありませんからね!

 

しかしながら、桶類には自然乾燥材が必要です。

細胞が生きていないと調湿機能は発揮できません!

 

木を使うと調湿するという話、自然乾燥材の柾目にしかない機能なのです。

それ以外は・・・

 

まったく調湿能力が無いとはいいませんが、

性能の差は歴然です。

 

木は何でも調湿能力があるかというと、

ただの思い込みでそんな機能はありません。

 

木のイメージだけで木を使う会社が何と多いことか・・・

 

柾目材を内装材に使用している建築会社さんは、ほとんど皆無ではないでしょうか。

高級和室となれば別でしょうが、通常では板目材がほとんどでしょうね。

 

家の内装材、木の種類で迷ったら

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本物の調湿能力がほしい方だけにアドバイスです!

 

本物の内装材がほしければ、業者の方に次のような質問をしてみてください。

「その木は自然乾燥材ですか?」

 

と、多くの人は答えられないかもしれません、

そこまでの知識を多くの人はもっていません。

 

内装材の人工乾燥、天然乾燥など考えている人は少ないでしょう。

しかしながら、もし

 

「人工乾燥材です」

と答えた人は正直者です。この答えが返って来たら次の質問に進みます

 

『人工乾燥と自然乾燥の違いは?』

 

機能的な違いを答えられる人はまずいません、

自然乾燥材はほとんど流通していないのも事実です。

 

天然乾燥は木が暴れるから内装材には不向きともいわれています。

しかしながら昔は全てが天然乾燥です。

 

と、言う事は・・・

 

もみの木の家・ 天然乾燥材で家を創っている工務店もあります

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本物の木を使いたいのであれば、

天然乾燥させた内装材で家を建てる工務店を探すべきかもしれません。

 

「もみの木の家」を建てている工務店さんであれば、

天然乾燥材を使用しています。

製造メーカーのマルサ工業さんが

もみの木の内装材を供給できる量は、

新築一戸建ての注文住宅に換算すると約300棟です。

 

もみの木はそれだけ貴重な木であるということです。

 

「もみの木の家」を建てている業者さんは全国で数えるだけです。

もしよろしかったら、「もみの木の家」

 

ありがとうございます。