『木は良いですよ!自然のものですからね!!』

本当にそうなのでしょうか?考えた事はありますか・・・実は無垢材ならば何でも良いのか、と言えばそうではありません!

先日知り合った方のお話、二年前に自宅を建てたそうです。床材は大工さんに奨められて『桜の無垢フローリング』を選択、桜は比較的堅い材料です。

『冬は寒くてスリッパ無しでは過ごせません!』

堅い材料ですから、冬は寒いでしょうね・・・

『夏は素足で歩くとペタペタするんです!気持ち悪くて!?』

ツルツルの素材はペタペタするでしょうね・・・

 

 ウレタン塗装で無垢ではなくなる!

いろいろ話をしていると、確かに無垢の桜フローリングを使用したようです。しかし、表面にウレタン塗装がしてある床材だったのです・・・もはやこれは無垢の性質を持った材料ではありません。

仕上にウレタン塗装をした段階で合板フローリングも無垢も一緒です!桜は確かに良い材料だと思います。ただし、使い方、仕上げ材、使用場所を間違えるとこんな悲劇がおこります・・・

同じ無垢材でもウレタン塗装をかけたらお終いです。ウレタン塗装の無垢材等、なんの価値もありませんね・・・木目が綺麗というだけでしょうか。

木の価値、使う方の気持ちを考えれば何を使用するのが良いか解ることだと思いますけどね!今回は掃除がしやすいという事でウレタン塗装の床材を奨められたようです。木を扱う大工さんでもこのレベルの話です。

自然素材は実は奥が深いんです。木なら何でも同じだと思わないでください!適材適所があるということ、そしてウレタンは無垢を無垢で無くす塗料だということです。もみの木は基本的には無塗装材を推奨しています。本来、木が持っている肌触りを実感していただきたいから、との思いからです。