部屋の中の温度差には注意が必要です。

暖かい部屋から、暖房のない廊下やトイレなどに移動した時や寒い脱衣場、浴室から湯船に入る時には血圧の上昇や心拍数の増加がおこります。

これが原因で脳卒中や、心臓発作等引き金になることが多い住宅内の温度差によるショックを「ヒートショック」と呼びます。

これは健康な人にも起こりますが健康であればヒートショックで何かが起こる可能性は低いのですが、血圧の高い人には大敵となります。

冬場の寒い温泉などで、血圧の高い方が倒れることが多いのはこの「ヒートショック」が原因です。

このヒートショックは寒い地域で起こりやすと思われがちですが、実はそうでもありません。

意外ですが、北海道ではヒートショックで倒れる方は少ないのが現状です。

何故なんでしょう?

北海度はヒートショックで倒れる人が少ない

image実は、北海道の家は基本的に窓の断熱性を高めた高気密住宅です。

北海道で昔から使われていたのが、二重窓です。二重窓の利点は断熱性に優れているという点です。

防寒用の衣服を思いだしてみると分かりますが、体にぴったりとした服一枚ではあまり暖かくありません。

空気を含んだゆったりとした服を上にまとうと、暖かくなります。

窓もこれと同じで、二重窓で空気の層が作られることで、空気の層が断熱の役割を果たすのです。

窓の断熱性をあげて、室内の全ての部屋の温度を一定に保つ事はヒートショックを防ぐには最善の策と言えます。

2006年の交通事故死亡者数は7272人(事故後30日以内に亡くなった人)であるのに対して、

ヒートショックで亡くなった人は推定で14000人と言われています。

ヒートショックは高齢者が家の中でで亡くなる原因の4分の1がヒートショックです。

窓のリフォームがヒートショックに効果的

imageお部屋の暑さ、寒さはほとんどが窓から来ています一戸建てのデータになりますが、

冬、窓や玄関ドアから逃げ出す暖かい熱は全体の58%

夏、外から入り込む暑い熱は全体の73%

エアコンをつけてもお部屋がなかなか暖まらない、涼しくならないのは、涼しさや暖かさが「窓」からどんどん逃げていることが原因です。

いくら高効率のエアコンを導入しても、無駄なエネルギーを消費する一方です。

床や壁、天井など、断熱性能を見直す部位は色々あります。

まずは、簡単な工事で済む「窓」のリフォームをおすすめします。

「窓」の断熱をしっかり行うことが、1年を快適に過ごすための第一歩といっても良いでしょう。

カテゴリー リフォーム