フローリングの遮音等級の考え方、

マンションの床にフローリングを貼る場合、防音の方法には2つあります。

コンクリートに直接接着剤で貼るタイプと乾式二重床工法といって床下に空間がある方法です。

コンクリート直貼り用フローリング

imageコンクリートに直に接着材で貼りつけるフローリング材はフローリングの裏側にクッション材が貼られています。

クッション材が貼られている為、歩くとフワフワ感があります。

いつも揺れているような感じがあり、嫌がる方も多いです。

これが、一般的に防音フローリングと呼ばれているものです。

このクッション材付フローリング+コンクリートの床の暑さ(150〜200㎜程度)を基準に指定の試験を行った結果。

遮音等級LL−45等が決められています。

つまりコンクリートが下地でなければ遮音等級は適用できない、コンクリート専用の床材です。

乾式二重床による遮音等級の判断方法

imageコンクリートの床に直接フローリングを貼りつけるタイプの工法ではなく、床下に一定の空間を確保した床の工法となります。

比較的新しいマンションに採用されている工法となります。

ゴムの付いた支持脚でフローリングの下地である合板の床を支え、その上にフローリングを張っていく工法です。

この工法ではフローリングの遮音等級は指定されていません。

フローリングの遮音性能ではなく、この工法自体が遮音システムとなっているからです。

コンクリートの床の暑さ(150〜200㎜程度)+支持脚+下地合板+フローリング(遮音指定無し)の構成で遮音等級LL-45等が確保されます。

乾式二重床+防音フローリング

image 稀に、乾式二重床の上に防音フローリングが張ってある場合があります。

更に、マンションのリフォーム規定では

『床材の変更を行う場合は遮音等級LLー◯◯のフローリングを使用すること』等が書かれていると、

何を持って防音が取れているにか不確定な為に

『???』となります。

素直に防音フローリングを乾式二重床の上から貼り直せば良いのでしょうが、本物の木(無垢フローリング)を貼るとなると難解なマンション規定です。

実はそのような案件に現在遭遇中で、質問書を管理組合に提出して返答待ちとなっています。

結果が出たらご報告したいと思います!