建売住宅の価格設定を考えてみます。後々後悔しないために必要な情報です。

注文住宅は「足し算形式」

注文住宅の価格は、材料費と工事費に利益を加えて請負契約の価格を決めていきます。「足し算形式の価格設定」と言うことです。

積立形式の価格設定で金額が決まります。建売り住宅に比べて価格が高い理由はここにあります。しかし無理なコストダウンはしませんから、建物の性能は比較的安定しています。

注文住宅は完全なオーダーメイドと言えます。

建売住宅は「引き算形式」

逆に建売り住宅の場合は、世間の相場によって価格が決まっていきます。注文住宅とは全違い、売れそうな販売価格が先に設定されています。

まず業者の利益を確保したうえで、土地代と材料費と工事費がその価格内に納まるかどうかを計算する、『引き算形式の価格設定』 と考えて良いです。

土地が安く仕入れできれば良いのですが、いつもそうとは限りません!少々高い土地であっても、無理を承知で仕入れることもあります。

土地の原価が高いと言う事は、利益・材料費。工事費の調整をしなければ「売れる販売価格」にはなりません。

建築の質が下がる理由とは!?

利益から下げていけば建築の質は下がる事はありませんが、そうでない場合は建築の質に影響が出ます。材料費と工事費を下げようとします。

キッチンやユニットバス、内装等、目がつく仕上がりを落とすと、販売状況に影響が出ますのでこれらのグレードを落とせません。

すると、目に見えない部分の材料費を削っていくことになります。そして工事費を落とすことになります。工事費を落とすと、そうしても職人さんの仕事は早く終わらせようと、雑になりがちです。

建売住宅は「安い家を買う」覚悟が必要!

全ての建売り業者さんがそうとは言えません。しかし、そのような業者さんも確かに存在しているのです。先に価格設定ありきで利益を追求すると、建売り住宅だけではなく注文住宅も同じ事がいえます。

注文住宅に比べて建売り住宅は確かに安いのは事実です。建売り住宅を購入するのであれば、建築費の安い家を買う覚悟が必要と考えてください。

建売住宅を買うか買わないかはその人の価値が決める事です。後悔しないように良く考えてから購入してください。