化学物質過敏症壁の原因、ビニールクロスの弱点とは・・・
家で使われる天井や壁の仕上げ材はビニールクロスが主流です。表面がツルツルしている材料です。ほぼ90%がこの材料といって良いと思います。
ビニールクロス、安くて施工性が良いということで今の日本の家づくりでは多用されています。しかも、柄も豊富で人気です。お客様には柄を選ぶ楽しみもあります。あまりにも種類が多くて、選ぶのが嫌になることもありますが・・・
汚れても拭くこともできる・・・
汚れたら拭くこともできることが人気の一つです。正直表面がビニールな訳ですから、汚れれば拭くことが出来ます。しかしながら、本当に拭きますかね・・・私はビニールクロスを拭いて手入れしてる方に出会ったのは一人だけです。27年間、建築の仕事をしてきて一人だけです!
拭き掃除をしないということは、他の素材でも良いということになるんじゃないでしょうか。ビニールに囲まれた生活に私はあこがれていません。呼吸が窮屈な気がして、家作りには取り入れていません。
ビニールクロスは呼吸はしません
当然ですよねながらビニールは呼吸をしません。ビニールなんだから(笑)しかもビニールクロスは人の身体によろしくない物質を空気中に放散させます・・・
いわゆる化学物質というものですね。ビニールクロスに限らず、現代の普通の家作りはほとんどの材料が化学物質を放出しています。これが科学物質過敏症、シックハウス症候群の原因と言われています。この病気の対策は化学物質を家の中からなくす事意方法はありません。
ビニール以外の壁紙は紙、布、等です
紙や布は人の身体に無害です、自然素材ですからね!実は金額もビニールクロスとほとんど変わりません。自然素材は高い!と思われていますが極端には変わりません。最終的に何を使うかは、個人の判断になります。
ほとんどの住宅メーカーや工務店さんはビニールを進めてきます、一般的ですからね。自分が知識をつけないと、業者のいいように材料を決められてしまいます。ビニールクロスは安くて工事が簡単です。普通の業者さんは安くて工事が簡単な材料を選びます。それだけ利益も出やすいですからね。
しかしながら、ビニールクロスには化学物質過敏症やシックハウス症候群のリスクがあると言うことは頭の隅において置いてください。最終的には本人が決める事ですから。