アレルギー対策、ハウスダスト対策の基本を教えます!

家づくりの大事な話

ハウスダスト対策の方法とは?

その1・カーペットの掃除機はゆっくりかける

その2・フローリングはまず拭き掃除

その3・ふとんは強くたたかない!

その4・玄関はこまめにお掃除を!

ハウスダスト発生の原因

ご家庭でできるハウスダスト対策のコツ、ハウスダスト発生の原因をご紹介していきます。

ハウスダスト対策その1

カーペット、ラグのお掃除の基本は、掃除機がけ、ゆっくり丁寧に掃除機をかけていきます。

縦方向の掃除が終わったら、横方向にもがけていきましょう!縦、横、両方行うことにより効果は抜群にあがります!!

天日干しにしたのち、掃除機をかけると、ハウスダスト除去効果はもっと上がります

ハウスダスト対策その2

フローリングは必ず拭き掃除から!

いきなり掃除機がけをすると、排気でホコリが舞い上がってしまいますからね。

掃除機をかける前にまずは拭き掃除をすると、ハウスダストの拡散を防げます!

ハウスダスト対策その3

ベッドマット・掛けふとんをたたくのはダメです。ハウスダストを細かく砕いて、取れにくくなります!表面を手で軽くはらうようにホコリを吹き払います。

洗えないベッドマットやふとんは掃除機を掛けます。ダニのフンや死骸は、ふとんの中心部よりも周辺部に多いので四隅まできちんとゆっくりと丁寧に掃除機をかけます。

もちろん、裏面も忘れずに!

シーツやカバーなど、洗えるものはできるだけ洗いましょう!

ダニ対策だけでなく、ダニのエサとなるフケや垢の対策になります。

ハウスダスト対策その4

家の顔である、“玄関”。家の出入口がキレイだと、お客様を気持ちよく迎えられますよね!

また自身が出かける際も、気分よく出かけられます。玄関は、私たちが外から持ち帰る土や砂ぼこりがたまりやすい場所です

昔ながらの方法ですが、お茶を飲んだ後の茶殻を、水気をしぼり玄関にまきます。そうすると、チリや砂ぼこりが茶殻に吸収されて、ほこりが舞い上がらずに、キレイに掃き取ることができます!

また、ドアノブも手あかで汚れやすい場所ですから小まめにきれいに拭きましょう。

ちょっとお掃除をすることで、辛いハウスダストアレルギーの症状は抑えられることができます

さらに、いやな“邪気”も払うことができるので、空気だけでなく気持ちも新鮮に!

明日のために今日から掃除美人を目指しましょう

ハウスダストの原因は?

ハウスダストは季節にも注意が必要!

鼻水が止まらなかったりくしゃみがでると、

「風邪かな?」

と疑いがちですが、もしこの時期(10月)にこの症状が出た場合、風邪よりも“花粉症”や“ハウスダスト”を疑ったほうが良いかもしれません・・・

夏(6~7月)は、ダニの繁殖シーズンなります!

秋(10月)の寝室のカーペットのハウスダスト量は夏(7月)と比べて、なんと!?

1.4倍の“1平方メートルあたり700匹!という調査結果があります。

つまり、ハウスダストは夏よりも秋のほうが、はるかに多いのです!花粉症の方は特に注意が必要!

また、花粉症の方は、花粉だけでなく、ハウスダストによってアレルギー反応も出やすい体質ですから、ハウスダスト対策をあなどってはいけません。

ハウスダスト対策を行わないと、症状はひどくなる一方です!

ハウスダストはこうして出来る!?

なぜ秋になってハウスダストの症状が出るのかというと、ムシムシした環境が大好きなダニは夏に繁殖します。

そしてダニの寿命は100日程度です・・・

という事は、夏に繁殖したダニは、ちょうど秋に寿命を迎えることになります!ダニの死骸が大量に発生するという事ですねその結果、秋にハウスダストは増えるのです

ダニの死骸、ダニのフン、そしてカビ、繊維クズ、ペットの毛、フケ、垢、花粉、これらはすべてハウスダストの元です。

ハウスダストは、人が動くことによって空気中に舞い上がります。そして、私たちは気がつかない間に、この舞い上がったハウスダストを吸い込んでしまいます。

私たちのハウスダストを吸い込む量が一定量を超えると、くしゃみや鼻水といった、アレルギー反応が出るようになると言われています。人によっては、せきが出る場合もあります。

これは、体内に侵入しようとした外敵を追い出そうとする免疫反応ですから、くしゃみや鼻水をあえて止めようとする必要はありません。

しかし、症状が治まらないと体もだるくなってしまいますので、辛いですよね

これ以上、悪化させないためには、早めの対ハウスダスト対策が肝となります。

ご注意を!

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