ハウスダストが原因?│実は本当のアレルギーの原因とは!?

家づくりの大事な話

家の部屋の中をしっかり掃除できていなかった・・・

それが原因で、家族が子供がアレルギーになってしまった・・・

自宅の部屋の中を清潔に保つ事はもちろん大事です。しかし、自分の部屋のハウスダストだけが原因でアレルギーが発症した、これは大きな誤解です。

アレルギーはその人が本来持っている体質によって大きく左右されます。

生まれ持った体質や許容範囲があるのです。

家のハウスダストが必ずしも原因ではありません。

家を汚くしていたから、全ての家族、子供がアレルギーになるということはありません。

image花粉症」を例に例えてみます。

例えば、同じ街に住み、同じ学校に通う二人の子供がいたとします。

二人とも同じ量の花粉を吸っているはずなのに、Aさんは大丈夫なのに、Bさんは花粉症の症状が出る。これはそれぞれの体に対する“花粉への許容範囲”が異なっているからです。

つまり、部屋がきれいなところで暮らしていても、その人の許容範囲が小さければ、わずかなハウスダストでも反応します。

逆に埃だらけの部屋で暮らしていても、許容範囲が大きければアレルギーは発症しません。

つまり、掃除をしていないからアレルギーが発症するのではなく、症状の出方には個人差があるということです。

家族にダニや埃などに反応する症状が見つかったら、その程度にあわせて部屋の中を掃除して、咳、鼻水などができるだけ出ないようにコントロールする事が大切です。

ハウスダストの問題は自分の家だけではない・・・

imageまた、ダニやハウスダストは多かれ少なかれ、どこにでも存在しています。家族にアレルギー症状が出てしまったとしても、必ずしも部屋の中のハウスダストが原因とは限りません。

職場、学校、親戚の家など等、どこで反応するかわからないのです。

つまり自分の家のハウスダストが原因ではないかもしれないのです。

誰でも24時間、部屋の中ばかりで過ごしているわけではありません。ダニやハウスダストと接触する場所や物は無限に考えられます。

もし、部屋の中で家族にアレルギーの鼻水やくしゃみが出てしまっても

「自分が掃除してなかったせいかな・・・」

と自分を責めるのではなく、症状がでない範囲で部屋の中の環境を整えることが大切です。

できる範囲でアレルギー症状をコントロールしていきたいと思って毎日生活していますよ。

掃除をしていないからハウスダストになったのでは無く、自分の許容範囲を超えただけ、それにあわせて部屋の中の環境を整えていきましょう。

 

 

 

 

 

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