住宅見学会、完成会の正しい見方、間違っている見方とは?
住宅見学会に来場していただいた方に、感想をいただくことがありますが、チョット見当違いな見方をしている方が多々いらっしゃいます。
例えば、
「私にはこの間取りは合わないわね!」
と言われる方、
当然ですね、感想を述べた方の住まいではありません、ご注文いただいたお客様の住まいですから。
「スーツケースはどこにしまえばいいんですか?2つあるんですけど・・・」
他人の住まいに、自分の持ち物を当て込んでもまったく意味はありませんね。というかこちらが・・・、です。
このように自分のスタイルに合うか合わないかを見極めるのが内覧会や見学会の活用法ではありません。
では、どうすれば良いのでしょう。
内覧会、見学会の正しい使い方
チョット視点を変えてみてください!
内覧会や見学会で見るべき点は、まず全体の雰囲気を見ることです。自分に合った住まいを提案してくれそうかどうかのセンスの見極めです。
そして、気になったところは質問してみることです。
どうして収納の大きさがこうなのか?
どうしてオープンキッツちんなの?
とか、気になった事を聞くことで、その会社がどういうスタイルで提案をしてくれるのかが解ります。
自分の希望はキチンと形になりそうか?
内覧会や見学会で、参考になりそうな部分や間取りは、自分の知識として持ち帰りたいですね。
そして自分の希望が実現できそうかどうかも聞いてみるといいですね。
内覧会や見学会は、お客様の生活スタイルをどこまで間取りに反映できるか、提案してくれるかの判断をする場所と考えていただくと、有効に活用できるはずです。
その物件が自分に合うかどうかではなくて、自分の希望を実現してくれそうか、どうかの判断基準の場所ということです。