シックハウス症候群の原因物質|判断材料は新築の匂い!
以前、リフォームでお世話になったお施主様に伺ったお話です。
結論から言うと、
お子さんは友達の新築の家に遊びに行って具合が悪くなったそうです。
原因は新築の匂いに反応したようなのです!
新築の匂いは「化学物質」の集合体と考えて良いです!
シックハウス症候群にならないためには、
新築の匂いがしない家が必要ということです。
シックハウス症候群にならないリフォーム!
お施主様は当時、ご両親から譲り受けた、築35年のマンションに住んでおられました。
新築マンションにに住み替えるか、
今のマンションをリフォームして現在の場所に住むか?
悩んでいた、と記憶しています。
家族構成は30代のご夫婦と小さいお子さんが二人の4人家族。
休みを利用しては、新築マンションやリフォーム完成見学会に足を運ばれているようでした。
お声がかかったのは、初めてお会いしてから一年が過ぎた頃です。
一本の電話が鳴りました。12月半ばと記憶しています。
原因は新築の匂い!
お施主様はSさん
Sさん
「子供が新築の友達の家に遊びに行ったら、具合が悪くなって帰ってきたんです」
私
「多分、新築の化学物質が原因で反応したのでは?匂いの事は何か言ってませんでしたか?」
Sさん
「おそらく、新しい家の何かに反応したんだと思います。」
「となると、そちらに工事をお願いしたいと・・・」
私
「一度、お話をお聞きいたします」
この後、打ち合わせを何度か重ねてリフォーム工事を請け負う事になりました。
お子さんは友達の家に行って、10分ほどで具合が悪くなったそうです。
原因は化学物質の匂いと成分を吸い込んだからと考えます。
その後、その家に遊びに行くことは無くなりました・・・
内装材は極力、化学物質のが含まないものを使用!
今回の工事は床がカーペットに限定されており、
予算の関係もあり、全ての素材を自然素材に出来た訳ではありません。
極力、体に害の無い、仕上げ材を提供いたしました。
使う素材を、
事前にお子さんに触ったり、
匂いを嗅いでもらいながら、
確認をしながら内装材、仕上げの材料を選びました。
リフォーム後、特に問題はなさそうです、
シックハウス症候群は個々によって、原因や度合いがあると思います。
人により、反応する原因物質が違うという事です!
シックハウス症候群の原因物質は化学物質!
今の普通の新築物件で使われている仕上げ材は、
床はベニアフロアーかクッションフロアー
壁、天井はビニールクロス
ドアや窓枠はMDFの芯材にビニールシート貼
収納の中はベニア張り
家の中はシックハウス症候群の原因物質となる、化学物質のオンパレード!
国の基準をクリアしていれば問題無い!
建築業界の人達は国の基準だけを頼りにしています。
人の身体の基準はそんな単純なものではありません!
現にシックハウス症候群は発症し続けています!
国の基準では原因を抑えられない人もいるのが現実です。
私どもは、
引き続き、シックハウス症候群の原因にならないような材料を使って
皆様に安全で健康な住まいを提供していきたいと思います。