自然素材でリフォーム・リノベーション|それ本当に自然素材?
いろいろな住宅会社が自然素材を使って自然素材リフォームとか自然素材リノベーションを行っていますが、全てが本物の自然素材ではありません。
これは事実です!
これは紛れもない自然素材、どういう理由で使っているのかを業者によく聞く必要があります。
「自然の木からできたものだから健康にいいですよ」
こんな言葉を聞いいたら要注意!
自然の木だから体にいいの?
自然の木からできてるから健康にいい!これは感覚的な話であって、裏ずけがありません。
どうして健康にいいのかが、まったく語られていません。
イメージの世界です。
『海で採れた魚ですから新鮮ですよ!』
なんとなく新鮮に思いがちですが何処で何時採れたかが語られていない訳です。
海で採れたから!のイメージに騙されているだけ。
自然素材もこれと同じです。大きなくくりの自然素材、それは一体なんなのか?
納得して自然素材のリフォームやリノベーションを行うには、住宅のプロでさえも知らない『自然素材』の真実を知る必要があります。
それを珪藻土と言われても・・・
自然素材の代表 格に『珪藻土』という材料があります。七輪に使われている材料です。
実はこの珪藻土という自然素材、材料に数パーセントでも珪藻土が入っていれば『珪藻土』と名乗る事ができます。
珪藻土は珪藻土だけでは固まらないた為にバインダーと言って、珪藻土と他の材料が融合するようにに化学物質が含まれています。
つまり純粋な100%自然素材ではなという事です。
このバインダー、漆喰や他の塗り壁材にも同様の事が言えます。
中にどれだけ、どんな成分が入っているかを確認しないと問題があります。
同じ珪藻土と名乗っていても成分はまるで違う可能性があります。
確かに本物の木だけれど・・・
『無垢のフローリングです。本物の木から使われていますから気持ちがいいですよ』
と進められて見てみると、表面にウレタン塗装がかかっている。
ツルツルとした表面の仕上げ塗料の事です。
ウレタン塗装をしていれば、どんなに素晴らしい木でも、合板のフローリングと変わりません。
自然素材を台無しにする塗料の代表格です。
無垢フローリングと見分けが付かないほどの合板フローリングもあります。もちろんウレタン塗装がかかっていますから鼻から自然素材ではありません。
一部に自然素材を使うだけで、健康住宅?
確かに仕上がった内装材の床には本物の無垢フローリングが張ってあります。
でも壁、天井は全てビニールクロス。
これでは自然素材を使った健康住宅とは言えません。
イメージでお客様を引き寄せて、本物の自然素材は一部だけ。知識の無いお客様は住宅会社の言いなり。
できた家は健康住宅では無い!
ビニールクロスは現在の住宅で最も普及している内装材で、塩ビが原料、つまりビニールを加工してつくられた内装材です。
火災時の不完全燃焼によりダイオキシンを発生させることや、発ガン性があるとされているヒソも微妙ながら含まれています。
実は自然素材を熟知している住宅会社は少ない
実は自然素材と一色単にしていますが、それぞれ適材適所があるのです。
そして一般的には自然素材と呼ばれている材料が実は自然素材ではない事も多々有ります。
自然素材の健康住宅に住みたい!
自然素材でリフォームやリノベーションをしたい!
と思っているのに、実は自然素材ではなかったとしたら、あなたはどうされますか?
本当の自然素材選びのコツ、ヒントになる事がブログ内に多々あります。
知識をつけて失敗しない、リフォーム、リノベーションを行って下さいね。