なぜ家にスリッパは必要なのか?

家づくりの大事な話

あなたの家の中にスリッパはありますか?

私の家にはありません!

 

その理由は、

家で使うスリッパが清潔とは思えないからです!

 

スリッパを洗っていますか?

 

あなたが毎日使っているスリッパ

洗ったり、拭いたりして清潔にしていますか?

 

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ほとんどの家のスリッパは定期的に洗濯したりして、

清潔に保たれている事はないのではないでしょうか?

 

「私は毎日スリッパを洗っています!」

という方にお会いした事はありません・・・

 

と、いう事はスリッパは毎日使っているにも関わらず

清潔に保たれてはいないという事になりますね!

 

これでは家の中の空気も汚染されてしまいます。

靴下は毎日洗う方がほとんどだと思いますが

スリッパは違う!

 

スリッパの起源を知ってますか?

 

そもそも、スリッパの発祥起源はなんなんでしょう?

明治期に入り、靴文化の異国人が土足の上から履くために開発されたのが、

スリッパの起源と言われています。

 

スリッパの特徴は左右の区別がない事にあります。

大きな土足をカバーする為だったと考えられています。
基本、日本人は家の中では靴を脱ぎます。

 

古来では家の中に入る時は足を洗い、足裏を清潔にして、

外の汚れを家の中に持ち込まないのが基本だった訳です。

 

外の汚れを生活の場には持ち込まない!

 

これが日本人の基本的なスタンス、家づくりの基本でもあります。

 

どうしてスリッパは普及したのか?

 

日本人が家の中にスリッパを持ち込むようになった大元は、

 

素足で歩くと気持ちの悪い素材が

床材として、使われ始めたからではないかと考えます!

 

ツルツルの仕上げでできた合板フローリング、

化学繊維でできたカーペット、

 

これらは素足で歩くと感触がものすごく悪いと思いませんか?

 

合板のフローリングにはヒヤッッとした冷たさもあります。

これらを避ける為に、スリッパが普及したと私は考えます。

 

という事は、

これらの問題をカバーすればスリッパは不要になるという事ですよね?

 

スリッパの要らない床材とは!?

 

足が気持ちよければスリッパは要らないのです!

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事実、私の家にはスリッパはありません。

そして、寒さを感じない限りは基本素足です。

 

家に帰るとスリッパを履くどころか、靴下さえ脱いでしまいます!

 

なぜ素足になるのか?

足の裏が気持ち良いからです。

 

足の裏が気持ち良く、

温かみを感じる素材を床に敷くとスリッパ、靴下は不要!

 

床には天然素材の無垢フローリング材が張ってあります。

 

表面には特殊な加工がされていて、

素足に適度な感触を与えてくれるのでとても気持ちが良い床材なのです!

 

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この床材に慣れてしまったので、

普通の家の床を素足で歩くと、ものすごく不快になります。

昔は皆このような床材や畳だったのですが、

このような床の素材は現在の日本の家作りからは消えてしまいました。

 

スリッパの事をよく考えてみると!

 

床の感触が気持ち悪いと感じる。

だからスリッパが必要なのです。

 

そしてそのスリッパは洗濯もされずに不潔なまま。

これではあまり洗濯もされない外出用の土足と同じ事です。

 

常に汚れたものが家の中にある事になりますが、

あなたは耐えられますか!?

 

スリッパを必要とする床の素材が問題という事になりませんか?

 

日本の昔の家は板や畳でできていました。

これらは素足と相性の良い床素材です。

 

当然、スリッパは存在していません。

時代に不要なものは生まれません。
今の家が生み出した物、それがスリッパ!

 

さあ、あなたは不潔なスリッパと生活する事を選びますか?

それとも、スリッパを必要としない生活?

 

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床の素材に

「合板フローリング」

「クッションフロアー」

「カーペッット」

を選ぶと漏れなくとスリッパが付いてきます。

 

良くお考えください!

スリッパのいらない家づくり。

家の中に不要な物は排除するべきです。

 

そんな感覚で厳選した床材や内装材を皆さまにご提案いたします。

 

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