健康住宅|防虫防蟻処理をしない理由とは!

家づくりの大事な話

千葉県松戸市での新築物件、健康住宅の工事は順調に進んでいます。

在来軸組工法で作る健康住宅です。

 

当事務所で建てる健康住宅には、土台に防虫防蟻処理は行いません。

シロアリの被害にもまったく問題ありませんので、ご安心ください。

その理由は後半でお話しします。

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木造の在来軸組工法はコンクリートの基礎工事が完了しますと

柱や土台をつなぎ合わせて組み立てる作業に移ります。

 

本日はその在来軸組工法の土台になる

まさに家の「土台敷き」を行いました。

 

 

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基礎の上に土台を敷いて

基礎に設けられたアンカーボルトを使用してボルトで

土台と基礎を緊結していいきます。

 

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土台には国産材の「ヒノキ」を使用します。

防虫効果の高いヒノキやヒバを使う事で

シロアリ対策の防虫防蟻処理を行わなくても、建築基準法をクリアする事ができます。

 

防虫防蟻処理を行わなくても大丈夫!

 

土台には必ずシロアリ対策の防虫防蟻処理をしなくてなならないと思われている方、

それは誤った認識です。

 

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家、住宅の健康に気を使うのであれば

床下のシロアリ対策として、防虫防蟻の薬剤を行う事は避けるべきです!

 

健康住宅で、家の床下から常に防虫防蟻に使われている

化学物質が出ているなんてありえない事です!

 

土台にシロアリ対策の防虫防蟻処理を行っているのであれば

「健康住宅」と名乗る事は許されません。

 

本当の健康住宅は基礎、土台の防虫防蟻を省く事から考える必要があるという事です。

健康な住まい創りを考える事を望めば、当然の事です!

 

「シロアリは怖いから、防虫防蟻はとりあえずしといたほうがいいんじゃないかな?」

と思われるかもしれませんが、そんな心配はありません!

 

べた基礎でシロアリの問題はありません

 

今の家作りは昔の家のように湿気が床下に入り込む事はありません。

現代の家の基礎の工法には「べた基礎」が主流です。

 

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写真のように、1階の床下はコンクリートで固められていますから

昔の家のように床下から湿気が上がってくる事はありません。

 

シロアリの被害には原因があるのです。

この原因を取り除けばシロアリ被害はありません!

 

基本的にシロアリは乾燥した木材は食べません。

湿気や水分で腐った木を好んで食べるのです!

 

昔の家は床下に問題があった!

 

昔の家は床下は土でした。

この土が湿っていると床下の土台や木材が湿って腐っていきます。

 

この腐った木材にシロアリが寄ってくるのです。

現在の家作りの基礎はべた基礎が主流ですからこのようなリスクはありません!

シロアリ駆除材である防虫防蟻処理は必要ないのです。

 

昔の常識が今も残っているのがシロアリ対策の防虫防蟻処理

良く考えれば、現代の家作りには必要のないものです。

 

新築時に防虫防蟻処理をすると、

10年後に営業さんがやって来ます。

「防虫防蟻の効果は10年間です、シロアリ対策に再度薬をまかないと大変な事になりますよ!」

 

再度、防虫防蟻処理にお金をかけて不健康な家を作るなんて・・・

 

健康住宅、しっかり作らないと

土台からの化学物質で後悔する事になりますよ!

 

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