誰に家づくりを頼むか?悩ましいところです・・・
誰に家づくりを頼むか?これは本当に難しいところです。
ここのところ、この事について私なりの結論が出たように思います。
それは!やはり建築が大好きで、家づくりが本当に好きな人に頼むべきだと思います。
私の知り合いにこんな人がいます。
その人は工務店の営業さんなのですが、もともと建築畑の人ではありません。
工務店さんの社長さんとの関係で転職、その工務店に入ったそうです。
営業として一生懸命頑張っている人なのですが、ある時お酒の席でこんな事をつぶやきました。
「別に建築が好きな訳じゃないんだよね。」
ただ、少し離れて建築を見てみると、いい加減な世界だな、と感じたそうです。
建築は経営、設計、監督、職人、営業、と分かれている事があります。
小さな会社でこの派閥があると、どうしても工事部門の意見が尊重される事が多いのです。
となると、設計の意見や、営業の意見が通りずらくなる訳です。現場がいい加減でも目をつぶる事も出てくる。
しかしながら、本当に建築が好きな人であれば、こんな事にはならないと思うんですよね。
建築が大好きで、本当に良い家を作りたい人に任せればこんな事にはならないと思いますが、いろいろな利害関係が出てくると摩擦が起こるという事です。
でも、これだけは忘れてはいけない事があるんです。家を建てるのはお施主さんです。大きなお金を払って工事をお願いするのもお施主さんです。
誰がお金を払っているのかを考えれば、勝手な事は出来ないし、わがままは言えないはずです。
建築が大好きな人であれば、必ずお施主さんの力になってくれると私は思うんですよね。
建築会社の担当者に
「あなたは建築、家づくりが好きですか?」
と聞くのも、判断材料になると思いますよ。意外と勇気がいりますけどね!