2025 これから求められる本当に大切な家の話|ローコストに価値は無い理由とは?

これから求められる本当に大切な家の話をしたいと思います。が、これは来年度2025年度の建築基準法改正を見越した話であり、かなり主観が入っていますが、あながち的外れな予想とは思いませんので、よろしかったらお付き合いくださいませ。
さて、この記事を読んでいるのはこれから家を建てる方達だと思います。すでに家を建ててしまった方は大きく落胆してしまう可能性がありますので読む必要はないかと・・・

これから求められる本当に大切な家の話、ローコストに価値は無い理由ですが、皆さんご存じですか?2025 年度には建築基準法の改正が行われます。この法律、どのような法律かと言いますとですね。家のコストアップと家の制限が大きく変わるという事。それを簡単にいいますと。

家の断熱性能を上げなければならない

今まで規制のなかった断熱にメスが入る訳です。この法律が始まるとこんな事が起こる可能性があります。今回は皆さまがこれから家を建てる時に不利になるであろう事をあげていきます。

1.ローコスト住宅は激減する
2.中古住宅の価値はさがる
3.住宅の値段は高騰する

目次

1.ローコスト住宅は激減する


ローコスト住宅は激減する事が予想されます。2024の段階でもローコスト住宅を展開していた住宅メーカーはかなり苦戦しています。良いも悪いも無くコロナウイルスを経験した後の経済事情は一変した事、すべての物が高騰しているのは皆さんもお気づきでしょう?
この影響は日本の家づくりにも大きな影響を与えています。安い材料を更に大量供給する事、職人の人件費を安く抑える事(特に断熱材、窓等)でローコスト住宅は成り立っていましたが全ての物が高騰した事により、このバランスはギリギリのところで持ちこたえていましたが、それも限界を迎えています。

では、そうなると社会はどう変化するのか?

当然、需要と供給のバランスが崩壊する訳です。安い物はより悪い物に、普通の物は性能がアップ。安く働かされていた職人は高齢で激減。そして職人の労働賃金もUPして価格は高騰します。こんな状況で資産価値も下がる、更には家の性能は当然低下します。安かろう悪かろう、しかも国の法律にも適応しない家を欲しがる奇特な人はいないとい思うんですよ。ということで、ローコスト住宅は激減するでしょう。

2.中古住宅の価値はさがる


これから造られる家の性能がUPすると言う事は、今まで作られてきた住宅との格差が格段に上がるという事。新築と中古住宅の価格差、性能差が思いっきり開いていくという事です。では、どうなるのか?中古住宅の価値は下がるのは当然の流れと言えます。

今の日本は空き家問題も大きく報じられています。この空き家問題も更に加速するでしょう。家を建てるのが高騰しているという事は、解体費用も値上がりするのは当然理解できますよね?つまり古い建物を壊すにも大きなお金が必要になるのです。

つまり中古住宅は余る、空き家は増える一方です。古い賃貸アパートなどを多数保有している人達も建物の老朽化→対策を考えておかないと大変な事になるかもですよ。不動産の遺産贈与等は良く考えないと後々大変な事になりかねません。

3.住宅の値段は高騰する

1.2の問題を考えても、当然のように住宅の値段は高騰します。

材料、人件費のコストアップは今後下がる事はないでしょう。日本の労働に対する対価、賃金は他の先進国にく比べて半額近い状況デス。職人の賃金などは最たるもの・・・、しかも労働状況はエアコンが効いた室内で事務作業をする人に比べたら過酷な物です。当然賃金は多く支払われるべきなのです。

住宅の高騰が進めば、その中でも格差をつけようと各社競う事になりますが、もはやそのような中で安い住宅、家には価値が無くなるのではないでしょうか?

まとめ

さぁ、大変な時代になってしましましたね~。地方で家を建てる人達は都心ほどでは無いにもしても問題になりそうです。とにかく家は高い!は当たり前、カップラーメンの値段を見ても5年前と比べれば一目瞭然。価格が下がった物なんて存在してませんよね。でもその中で、ファミリー世代がアルファードをブンブン乗り回しているのは気になりますが・・・

とにかく価格高騰にストップがかかる事はない訳です。その中でも家を建てようというあなた!家の中身にはこだわった方が良いですよ。おっと、ここで間違えないでください!!
性能が良いだけの家が「あなたが本当に欲しい家か?」という事。間取りや空間、自分のハウススタイルに合わせた家を建てないと、大金を出す意味が無い!という事を肝に据えて家づくりはお考え下さいね。

とにかく家づくりで間違いをおかすと、大金が無駄になるという事。良く考え、お気をつけて家を建ててくださいね。

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