二刀流は建築業でも成功するのか?現場と設計のギャップとは・・・

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建築業界で二刀流 ?

建築業界で二刀流は可能なのか?自分でも思いますが、「なかなかマニアックなブログ記事かな?」と思いつつ書きはじめてしまいました。二刀流といえば野球界では大谷選手が有名ですよね。彼の場合はピッチャーと打者の二刀流を選んだ訳ですが、なかなかの異端児ですよね!

建築業界の二刀流の話。皆さんは設計と現場は別業種ということを理解しないと、家づくりは最初の段階で話はつまずきます。

二刀流といえば、他にも多々あると思いす。アメリカではメジャーリーグとアメフトの二刀流選手も存在していたようですが怪我のリスクも考えたらスポーツ選手の二刀流は、よほどの体力と気力がないとできません。相当稀なケースですし、周りの理解もないと実現できないと思います。体が資本の仕事なのに、なかなかできる事ではないです。

だからこそ、それぞれに特徴を活かす為にポジションが振り分けられている訳です。と、建築に関係ない事かと思われがちですがそうでもないんです。

建築でもそれぞれにポジションは決まっている!

実は建築でも仕事のポジションは細分化されています。それは大きな会社と小さな会社でも異なってくるのは何となくわかりますよね。皆さんの仕事もよく考えれば気づくのではないでしょうか?同じ業種なのに仕事の内容が違っている。転職を考えると皆のポジションがよく見えてくるはずです。

それぞれ得意分野があるという事です。皆さんがこれから家づくりに取り込む時によく考えて、頼む相手を選ぶ時の判断材料に使えるはずです。

家を建てる時どんな得意分野を持った人、会社に頼めばいいのか?そこで大事なのが二刀流の考え方。

個性を生かした個人に頼むのか?それとも大きな組織力を武器にする会社?

こんな事考えた事ありませんよね?

個人ってなんだ?文字通り個人で仕事、小人数 もしくは一人でで仕事をしている方々です。対して大手ハウスメーカーが組織力を武器にする集団で仕事をこなす人達。

対局にありますよね。大手メーカーは会社のカラーを全面に出して戦う企業戦士の集まり。かたや個人は個々の個性で戦う異端児(これはチョット言い過ぎかな・・・)とにかく、真逆の立場という事です。

その中でも変わり物は、設計と現場の両方を受け持つ人と言えます。建築の中で設計と現場は異業種と言えます。特に進路を考える時、就職を考える時に振り分けられます。大きな企業では部署移動もあるかもしれません。

自分は進路に建築の専門学校(建築設計課)を選びました。当初は設計者としての道を選んだ訳です。どうして現場を選ばなかったのか?それはですね、「現場の人達が怖い人に見えたから!」失礼な話ですし、今となれば何だそれ!といった事ですが、十代の子供なんてそんなもんです。

進路指導もよく考えないと、人の人生を決めてしまう恐ろしい職業です。この辺の考えは日本は根本的に間違っていると自分は考えています。おっと、話がずれました。

その人のバックボーンが、あなたの力になる!

とはいえ、進路や就職先で選んだ道をひたすら貫くのか、その会社に骨を埋めるかは人それぞれ。人の後ろには見えない過去、経験値がある訳です。これを考えると人を見る目が変わってきます。

二刀流の話に戻ります。

色々書いてきましたが、建築業界の二刀流の話。設計と現場は別業種ということを理解しないと家づくりは最初の段階で話はつまずきます。

現場のプロが設計やお客様へのプラン提案は通常はできません。

そして設計にも「書くだけの人」もいます。設計者ですが書くことに特化しているので接客はできません。これは設計に特化した専門家。キャドオペ(CADオペレーター)や書き屋さん、なんて呼ばれてます。二刀流ではありませんし表には出てきません。それでも建築士の資格を所持してる人もいます。

そして、建築に関しては営業契約のプロである営業さん。大きな会社には必要と思いますが、良い人であっても建築のプロではありません。野球でいえばスカウト。建築ではお客さんを獲得し契約に導くスカウトです。良い人だから頼んじゃいそうですね。そりゃそうです、相手は契約のプロですから。車のショールームじゃないんですから、良く考えてください!

建築士の資格を持っていて、設計図も書けてもプラン提案もできる人。これがある意味二刀流。仕事を理解している人と判断して良いでしょう。建築に特化したデザイナーさんが居るのも事実です。法的な事は専門家の建築士に任せて家を手がけてる、これもデザインと建築の二刀流。

稀にですが、設計と現場の双方を熟知した人がいます。建築設計も経験しながら現場監督の経験もある。このような人はお客さんの話も聞けるし、プランの提案もできる、コスト管理、現場の職人の顔まで見えています。これ本当の二刀流と言えます。

業界でもあまり見ない変わった存在です。

さて、色々な二刀流を紹介しましたが、あなたは誰に「家づくり」を頼みますか?

ちなみに私はAM3:00に寝床から起き出して、このブログを書いている変わり者の「何かの二刀流」です(笑)

あなたの家づくり、全力で応援しています!頑張ってくださいね!!

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