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建築士は間取りを考えている訳ではありません!あなたの家を考えているんんです!
建築士は間取りを考えている訳ではありません!あなたの家を考えているんんです!
んんんん????
と思いました?そうですよね~。あのですね、では逆にお聞きしますが、間取りだけ考えればいいんですか?良くハウスメーカーなんかで、おススメプラン集などありますが、なんかピンとこないんですよね、私は・・・
普通の人って、間取りを見て完成した家とかイメージできてるんですかね?多分八割がたの人はイメージ出来てないとおもうんですよ。自分の場合でも9割がたイメージ出来れば良いかなと思うんです。吹き抜けとか空間を交えてイメージするんですが、なかなか平面的だけでは判断できません。
平面間取りって、新聞広告や不動産やの張り出し広告じゃないんですから、それだけで判断できる訳ないじゃアーりませんか。と、思いません?
何も小難しい間取りや空間造りをしようという訳では無いんですが、空間を利用すれば色々な発想が出てくるはずなんですよね。一般の方に解りやすく資料を作るのはいいと思いますが、発想が貧困というか、流行り廃りばかりを追いかけて営業路線まっしぐら!的なものが今の家づくりには付いて回るのはしょうがないと思いますが、この考えが一般の方にも影響を及ぼしすぎてて、単なる工業製品造りになりつつあり、家づくりの楽しみなんかそっちのけのつまらない家づくり文化になってしまったな~。と日々感じるところがあるんですね。
間取り以外のドアやキッチン、収納などもゼーンブ規格品の中から選ぶので、創造性や作る楽しみではなく、選ぶ楽しみで胡麻化されてるんですね。
おっ、この記事書いてていいフレーズでましたよ!
今の家は、間取りにしても、なんにしても、「選ぶ楽しみであり、作る楽しみでは無い」んですね。
平面的な図面が3Dになり、バーチャル先行になるのも、良いか悪いかは考え物。一般的な方には解りやすいんですが、建築士の創造性を衰退させる悪魔のソフトがあるのも事実。
創造性が薄れればプロの提案も衰退します。これは目には見えないところで進む、建築士の資質衰退問題なんですよ。
「建築士は間取りを考えている訳ではありません!」「あなたの家を考えているんんです!」
ここ大事なトコなんですよね~。
そんな建築士なら、あなたが本当に建てたい家のお手伝いをしてくれると思いますよ~。
このあたりが、家づくりは難しいんですよね!