あなたは知ってますか？粗悪な家が大量生産されたのは日本国と国民の責任です！

今の住宅、日本の家の標準って誰がどんな考えでできあがったんでしょうね？

まあ時代を遡りますと、いろいろと歴史は動く中で住宅事情も変わってきた訳ですよ。戦後の高度成長期に求められたのは、国民自身が土地を購入し自身で家を建てるという事。

戦前の一般的な都市部の国民は大地主が建てた借家をベースに生活、その後余裕が出ればその借家を購入。的な事が行われており、土地を新規で購入して自身で家を建てるという事は余程金銭的に余裕が無ければ稀だった訳です。

鎖国解放後、調子に乗った日本は戦争で負け知らず、「そこそこ行けんじゃね？」的な感じで来たところ、二次大戦で痛い目に合う訳です。

二次大戦で日本国内に敵の侵入を許した我が国は空爆の連続により、主要な都市は焼け野原と化し、最終兵器をヒロシマに投下され敗戦する訳デス。（ヒロシマに投下したのは他国のミスのようですがね、本当は別の場所に投下する予定だったようですよ。）

そんな訳で、国も地主も資金を使い果たしてスッカラカン、家を供給する資金なんぞない訳です。その後大国の恩情により高度成長期に突入した我が国は経済が上向き！（また調子に乗るのがこの国の浅はかなとこなんですがね・・・）

そんな経済急上昇をいいことに日本国は一国一城政策を画策し「国民自身で家を建てろや！」的な考えを植え付けさせる訳です。裏を返せば国は無駄な金は払わんから自分で何とかしろや！更には住宅ローンを組みやすくし国民の金を巻き上げる仕組みを作った訳です。

この国政が出てから、家族を作ったら自分の家を何とかして手に入れる為にガムシャラに働く行動習慣を身に着けさせられた日本人は、やっきになって働き「家を購入するのが普通」と洗脳され、住宅ローンという悪の呪縛につかまり、お金に縛られて生きる事が普通と考え生きていく訳です。

考え方が極端ですか？

全て国の政策で生かされて、洗脳されているのが典型的な日本人と思いますよ。気づいてる人から見れば奴隷みたいなもんですから。その中で手に入れたのが「一国一城の主」という考えをが作り上げた、あなたの我が家という訳です。

どんだけ狭い国だよ・・・

その小さな小さな国の中でも、親という頭首に牛耳られ、家の中で様々な洗脳が行われていますね。

こんな感じで出来た国の政策の元、大量の住宅が必要になってくる訳なんですが、それが粗悪な家の始まり！

まず生まれたのが、石油を使用した化学物質だらけの材料。大量生産可能な新建材と呼ばれる建築材料やビニール素材の壁紙や床材。

素材原料は最悪ですが、傷がつきにくい、見た目が綺麗、掃除しやすい。と、今までみた事もない綺麗な材料に日本人はカルチャーショック！見かけだけが良い素材に魅了された日本人は、過去の伝統的な家づくりを捨て、見かけだけが良い「ハリボテのような家づくりが当たり前」と植え付けられ、現在まで走り続けてきた訳なんです。

そんなハリボテ住宅を大手メーカーが作るもんだから、権威や有名メーカーに弱い日本国民はどんどん洗脳されていくわけです（笑）

さらにはその洗脳が解けないように次々と新らしい商品を追加！ますますくだらない商品がついている事が正義と思わされ、洗脳はエスカレートする一方！

だった訳ですが・・・

ここのところで雲行きが変わってきましたね。

新型コロナウイルスと、極端な物価高騰により人の価値観が少し変化してきたように感じます。更には様々なSNSやYouTube等によりTVやメディアの洗脳力、嘘がバレ始めた事が大きいですかね。

団塊の世代の影響力は薄れ、AIや若い世代が何かを変えてくれそうです。

これからは新しい考え、俗にいう世間不適合人間（奴隷以外の人）、非常識な人が何かを作り出す。というか一部の正解を導き出すのでしょうね。

apple製品やテスラのように独自の道を進む企業は全ての人を巻き込むわけではありませんが、一部のファンを惹きつけているのは確かな事。

さて、日本の住宅も変革の時期なのではないでしょうかね。

「一部の方を魅了する住宅創り」に参加しているつもりの一人として、時代の何かしらの変化の兆しを感じる、今日この頃です。

ありがとうございます。