健康な暮らしを実現する住宅への想い

なぜ健康住宅「もみの木」にこだわるのか?

代表はアレルギー体質の一級建築士?

初めまして!代表の相良です。日々の業務をしながら、建築士学校の講師等もさせていただいております。そして、私自身がアレルギー体質という事もあり、健康に良いと言われている自然素材を使用した「家づくり」をしています。
いきなりですが、少し私自身のお恥ずかしい話をしますね。実は、今では「健康住宅専門、自然素材専門」等と言っておりますが、建築業界に入ってから10年近くは、家が原因で病気やアレルギーになるなんてことは知りませんでしたし「シックハウス症候群」なる言葉すら知りませんでした。今となってはお恥ずかしい限りです・・・
そんな私でしたが、ある時期を境に家づくりの信念を健康住宅にシフトすることになります。それは・・・

健康住宅のきっかけは前職の教えから・・・

実はそんな事実を知ったのは独立前にお世話になった会社がきっかけとなりました。その会社は「木の住まいをつくる会」という活動をベースに、国産材にこだわった家づくりをしていたのです。当然、化学物質をなるべく排除した家づくりを行っていた訳です。当時は屋根材や外壁材にアスベストが使われていたし、ホルムアルデヒド等化学物質の規制もない時代でしたが意識の高いスタッフたちが頑張っていました。その中の一員として1年半ほど私も勉強を積ませていただき、新築の臭いは化学物質の臭いだという事も気付かされました。
その中で「なるほど!」と感じたのは、私は昔から新築の家に入ったり、リフォームしたばかりの賃貸アパートを見に行ったりすると、目が充血して涙が出る症状が多々ありました。これは家の建材が問題だった訳です・・・目から鱗とはこの事です!

そして子供の頃住んでいた家を思い返せば、化学物質をふんだんに使用した内装材で出来ているいたことに気付かされます。私と妹は子供の頃、アレルギー性鼻炎と判断され、耳鼻科通いが続きましたが、これも家が問題だったのかもしれません。皆さんの中にも実は家が原因で身体に不調をきたしている方がいるかもしれません。
このような事を知ってしまったら、自分が住めないような家、健康に暮らせないような家は絶対に建てるべきではないし、皆様に提供するべきではないと思ってしまったのです。

知ってしまったら元には戻れません!

このような事実を知ってしまえば、元に戻れるはずもありません。独立してからの家づくりは健康住宅しか建てない事を決めて現在に至っています。独立してからは様々な自然素材を勉強し、試してきました。自然素材といっても千差万別、皆さんが考えている以上にあります。同じ材料でも産地や加工の仕方が違うと、似て非なる物となってしまいます。

そんな中、長年様々な建材を試した結果、最終的にメインとして内装材に使うことにした自然素材が「もみの木」です。

もみの木との出会い

「もみの木」との出会いは独立したて、20年ほど前に遡ります。独立したばかりの私は前職のツテを辿り鹿児島のマルサ工業さんを訪ねる事になります。構造材の国産杉を九州から産直する為にマルサ工業、前代表の佐藤社長を頼り、鹿児島に降り立ちます。材料の仕入れは順調に進み、しばらく鹿児島に滞在しました。

その時マルサ工業さんから紹介されたのが「もみの木」でした。マルサ工業さんも「もみの木」の製造、販売を始めたばかりで、試行錯誤の連続のようでした。しかしながら、なんとも不思議な力がある「もみの木」と繋がった訳です。佐藤社長の奥様は以前、重度の化学物質過敏症であったと聞きました。もみの木を室内の内装材にすると、徐々に症状は緩和されたそうです。不思議ですね。

一般的には、あまり知られていない「もみの木」ですが、私たちの身体にも素晴らしい効果が期待できることが、科学的にも証明されてきています。人の身体は千差万別。一概には言えませんが、アレルギーや花粉症の改善にも効果がある場合があります。

あの出会いから20年「もみの木」と不思議なご縁で結ばれたことに感謝しています。そして、ご縁ある皆様にも「もみの木の家」をお届けできることに感謝いたします。

りゅう建築設計 代表 相良



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