現在の家づくり、壁や天井の仕上げ材に大量に使われているのが壁紙です。しかし壁紙と言いながら紙ではない。

実際に使われているのはビニールクロスと呼ばれる表面がビニールで作られているものです。

ビニールなのに壁紙と呼ぶのはおかしな話ですg。

そもそもクロスとはCLOTH、布の事です。

ビニールクロスは壁紙と呼んではいけない材料ということ。ビニール製の布ににせた仕上げ材ということです。

壁紙の歴史は

紙  →   布   →   ビニールクロス  という流れで動いてきました。紙、布(クロース)まではわかりますが、ビニールクロスとは名前からしておかしいわけです。

そもそもビニールに囲まれて生活している人種は、世界を見てもあまりいません。というか日本人だけではないでしょうか?

なぜ日本の住宅会社はビニールクロスを使うのでしょうか?

t02200165_0800060012746188986.jpgこれは安くて工事がしやすくて、最初の仕上がりがキレイ。工事会社側の都合で使われているにすぎません。

家の中は人が快適に過ごせる状況を考えて作られるべきなのに、全くそんなことを考えずにビニールクロスを使い続けています。

いつ間にか「当たり前のように使っているもの」が実は工事側の都合で決められていることに気づいていないということです。

ビニールのもともとの原材料石油です。燃えやすい材料を燃えにくくするためにも化学物質が当然のように使われます。

そして、ビニールはもともと硬い材料です。硬い材料をやわらかくするために、可塑剤が使われます。そしてカビ防止には防腐剤、表面の凹凸をつけるためには発泡剤、他にも様々な化学物質が使われています。

10年間ビニールクロスの化学物質が部屋に揮発

3d60f4302a5107661cce7dd13c894eb7_mこの化学物質は長きにわたり、室内に揮発して部屋の空気を汚染し続けます。その期間は約10年と言われています。

10年経つと、ビニールクロスの貼り替えの時期になります。やっと安全になった部屋に新しいビニールクロスを貼ると再び同じ状況に戻ってしまいます。

年間に日本で使われるビニールクロスは6億㎡!当然貼り替えのクロスは焼却処分。焼却処分の時にも強烈に有害物質を出すことになります。

地球にもダメージがかかるわけです。

最初は綺麗で仕上がりが良くても、住む人にも地球にも良いことは一つもありません。

imageほとんどの工事会社さんは、そこまで考えていないということです。

見た目が綺麗で安い!が使う理由で他に理由はありません ・・・

なぜ、その材料を使うのか?住まう人の事を考えて、それを進めているのか?明確な意思を持っている工事業者さんを見つけることが、家づくりのポイントです。

ビニールに囲まれて暮らして、幸せになれるとは思いませんし、私だったら考えることもしません。

皆んなが使っているから良いもの、とは限りません。よく考えればわかることなんですけどね。

今と昔の住まいの室内環境の違い、家の中の空気について勉強会を開いています。よろしかったら一度・・・

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