自然素材の家・材料選びは自然に還るが判断基準!
自然素材の家の内装材は大地に還ります。
つまり地球にも人の身体にも優しい素材だということです。土、紙、木、これらを使った家づくりが昔は行われていました!
化学が無かった時代は全てが自然素材の家でした。
ところが、今の普通の家づくりは・・・
今の家の普通は化学物質で囲まれている
今の普通の家づくりは、ほとんどが自然素地の家ではありません。土、紙、木、これらをほぼ使用しない家です。
化学の力で作られた材料でできています。壁や天井はビニールクロス。床は合板フローリング、ドアや枠材もビニールシートで装飾されたものがほとんどです。
皆さんが本物の木だと思っているものは、ほとんどが偽物である可能性があります。自然のものではない・・・
偽者を使う理由は、安くて施工性が良いということだけ。今の材料は、作り手側の勝手な見解で選ばれています。
住まう人の健康や地球の事はどうでも良いわけです。悲しいですね、土に還らない材料ばかりです。自然素材の家に対して、化学物質の家といえます。
自然素材の家は天然素材!ではビニールは・・・
自然素材の家で使う材料は燃やしても、黒い煙や嫌な臭いはしません。対して、ビニールクロスや合板フローリングを燃やすと黒い煙と共に嫌な臭いを発生させます。
火事の時、実はこちらの有毒ガスの方が問題あると言われています・・・
解体処分の時にもリスクは避けることができません。埋めても土に還らない、燃やせば有害なガスを発生させる。
このような材料が大量に使われ、家が建ち続けているのが日本の家づくりです。ご存知でしたか?
化学物質という厄介者
そしてもっと厄介なのが建材が室内に化学物質を放出します。これが化学物質過敏症、シックハウス症候群の原因といわれています。地球や身体の事も考えて行動しないといつか反動がきます!
リスクは覚悟して使用しないと・・・
原発の問題もそうですが、何かを得ようとすればそれなりのリスクを背負うことになります。もっと先を見据えた判断基準が必要です。今が良ければそれでいい訳がありません。
太陽光発電も一時のブームのような気がします。太陽光パネルの処分の事まで考えているとは思えません。事実、太陽光パネルは再利用不可能な産業廃棄物です。現段階では土に還らないということです。
本当のエコとは !?
何が本当にエコなんでしょう?
自然素材の家を考えると、大地に還るが判断材料になるのかもしれません、判断基準をお間違えないようによく考えて素材は選んでください!
今の家と昔の家の違いを理解して、自然素材の家も視野に入れると考えが変わるかも知れません。