家づくりに「営業マン」は本当に必要なの?

家づくりの大事な話

家づくりに営業マンは必要なのか!?

営業マン=契約獲得のプロ(建築素人)

大手ハウスメーカーではお客様のお相手は営業マンと呼ばれる方々がするようです。では、この営業マンたるもの、どの程度建築の知識を持っているのでしょうか?そして何者なのでしょうか?

私は国家資格の一級建築士を保持する者として、プライドを持ってお客様との打ち合わせに日々望んでいます。

建築設計の仕事、お客様との打ち合わせには最低限必要な資格と考えています。

もちろん二級建築士でも資格が許す範囲であれば、住宅建築の設計、打ち合わせをする資格はあると考えます。

建築士の資格は最低限のマナー

資格を有するということは、お客様に対する最低限のマナーではないのでしょうか?

弁護士、税理士、行政書士、宅建士等、どの職業でも資格がなければ業務を行うことはできません。そして最低限の実績と経験、知識がなければ資格を得ることはできません。

確かに資格が無くとも仕事はできるかもしれません。しかし、資格があると無いのでは全く違います。

資格は信用のバロメーター

そもそも国家資格を取得するには、相当な努力が必要です。それだけの努力ができる人、そして知識を身につけた人と判断できます。

そして、本気で建築の仕事をしている人として信頼することができます。

営業マン=契約獲得のプロ(建築素人)

では、大手ハウスメーカーも含め建築関連で「営業マン」と名乗っている人の中にどれだけの数の建築士がいるのでしょうかね?

ほぼ居ないのでは無いでしょうか?彼らは建築のプロでは無く、営業のプロとして採用されています。つまり、契約を獲得するためのプロということです。

まぁ、契約獲得のプロですから、お客様のご要望に対する接客は良いですよね。接客ができなければ契約は取れませんから。

接客のプロとも言えますね!

何故、その建築会社に決めたのですか?という質問に対して、

「営業さんの対応が良かったから」という回答が圧倒的です・・てん

最後は家の設計や性能はどうでもよくなる訳です。

家は一生の買い物の中でも高額な買い物です。

誰に相談して、誰から購入するのか、よくお考えください。

あっ!愛想の悪い建築士も考えもんですけどね(笑)

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