建売住宅の憂鬱|匂いがきつくて住めない!

家づくりの大事な話

建売住宅の匂いの問題。化学物質の匂いが気になって住めない例は少なくはありません。何度か打ち合わせを重ねているお客様の例です。とりあえず、ビニールクロスをオガファーザーという紙クロスに貼り替えて様子を見る事になり、契約の準備を進めていました。

契約の直前にビニールクロスを剥がして匂いを確認しました。しかし匂いはあまりしないといいます。しかしながらビニールクロスの影響も出ているのは明らかです。お施主様は部屋の中の様々な匂いの問題で困惑気味。

床、壁、天井、ドア、キッチン、全ての物から化学物質が揮発していて、部分リフォームでの解決は困難です。予算上、化学物質を極力排除、更に化学物質を分解する素材の採用が現状できる事です。

何回説明しても、同じ事の繰り返し・・・

お客様は化学物質分解の意味が解らないといいます。説明しても眉唾のようです。それは仕方のない事だと思います。体感しないとこの感覚はわかりません。

お客様はネットで情報を集めているようです。しかし五感が感じるものは、体感しなければわかりません。そして人の言う事が信じられないのであれば、自身で実験、体感するしかないと思いますが、その行動にも移りません。

こんなやり取りを、8月の初旬、外気は34度、部屋は閉めっぱなしでエアコン全開!更に匂いはきつくなる訳です・・・

化学物質全開な訳です!私は喉が痛くなってきました。そして、何時もの症状目もショボショボしてきました。

本当に困っていれば、窓は全開!ベイクアウトすべきです。暑くても我慢です。化学物質を抜く為には!化学物質の匂いの事を問題にしているにもかかわらず、暑さに負け、部屋を密閉して涼しさを取るところに、考え方の問題があると思います。

残念です、家を購入するとき、新築や新車の匂いが気になる方は注意が必要です。快適に住める空気環境の家、大事な事です。

 

 

 

 

 

 

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