建築確認申請の注意点とは!?

家づくりの大事な話

住宅を建てるのに必ず必要なものは何だと思いますか?

 

建築士です!

 

家を建てるためには建築基準法に記されている法律に従い

建築確認申請を取得する必要があります。

 

建物の規模により、木造建築士、二級建築士、一級建築士

いづれかの資格を取得し、さらに建築士事務所登録をしなければ

報酬を受けて、建築士としての業務を行ってはならない事になっています。

 

ただし建築物の延べ面積が100㎡を越えなければ

建築士の資格が無くとも、だれでも申請をすることができますが

建築の知識が豊富な建築士事務所に委託するのが無難です。

 

となると、どの住宅、新築には建築設計事務所が関わっているということです。

 

ハウスメーカーや大手住宅会社の中には

設計を丸ごと下請けの設計事務種に任せている事も多々あります。

 

ただし、図面に明記される設計事務種名は「●●ハウス」等ハウスメーカーの名前です。

本来の設計事務所のあり方が無くなり、下請けの一部に設計事務所も飲み込まれているのです。

 

正直、このような下請けをメインにしている設計事務所さんんもあります。

お施主様から設計の仕事を獲得するのはなかなか難しいのは確かです。

 

食べていくために仕方のない選択といえます。

 

そしてこの建築確認申請にも注意しなければならない部分があります。

 

在来住宅の木造は筋交いという構造材で地震の揺れに対応しています。

 

建築確認申請の落とし穴

 

実は建築士が建築確認申請を出すことで

筋交いの数量を決める筋交い計算を免除することができるのです。

 

筋交い計算は建築士に任せたよ!

という事です。

 

建築確認申請を出した建築士さんが現場検査をしてくれるとは限りません!

 

ということは

筋交いの数量がチックされずに家が建ってる可能性があります!

 

こうなると、建築士の重要性を考え無ければなりません。

ノーチェックですべての家を建てている可能性もある訳です・・・

 

このような事を避けるために

当事務所では設計施工制度を取っています。

 

同じ事務所で設計して、同じ事務所が家を建てるという事です。

そのため

 

一級建築士事務所、建設業の許可

両方の登録をしています。

 

設計と工事を分けなければ、しっかりした監理ができないと言いますが、

考え方一つだと思います。

 

私たちは、設計にも工事にも責任を取る覚悟があります。

プロとして自分の仕事に責任を持つのは当然です!

 

私は建築のプロとして日々活動していま。

 

 

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